友人に三人の子供を持つ主婦がいます。一番下はまだ生まれて一年もたっていないのですが、二人も子育てを経験していると、突然の病気にも落ち着いて対処ができるようになるのだそうです。今年のゴールデンウィークのさなか、生まれたばかりの子供が熱を出したのだそうです。しかし子供の熱は、元気なようなら様子を見てください、というのが病院からも言われることです。そういった子供の様子を見て、今は緊急で病院に連れて行かなくても問題ないだろうと判断したようです。しかし、夜になると、さらに熱が上がり状態も変化しぐったりしてきたのだそうです。これは病院に連れて行かなくてはいけないということで、旦那さんと二人で救急のある大きな病院に連れて行ったのだそうです。休日、ということもあり、待っている人もたくさんいたようです。かなり待ち、やっと診察を受けることになったのですが、その日の夜勤の担当医師がかなりひどかったらしく、何で熱が出ているのか特定することもせず、心配なら血液検査します?心配なら入院します?みたいな感じだったそうです。それならと、血液検査をお願いしたらしくいったんは診察室を出たらしいのですが、その間に、熱けいれんを子どもが引き起こしてしまったのだそうです。すぐに症状は治まったらしいのですが、血液検査の結果を聞くのに診察室に入った時、けいれんした事実を医師に伝えると、もう一度同じ症状になってくれないと診断のしようがないと言ったそうです。その言葉にご主人はぶち切れ、病室を出ていったそうなのですが、看護師さんに呼び止められ、仮眠をとっていたベテランの医師を呼んできてくれたのだそうです。子どもが熱を出したとき、親は必死の思いで病院に連れてきたのに、そんな態度はあんまりですよね。友人は看護師さんの機転に助けられたと言っていました。子育てに子どもの病気はつきものです。そんな時、自身も子どもがいて子育てに理解のある看護師さんが付いてくれると、気持ちが安心するのは私だけじゃないと思います。